Google Analyticsの設定
Google Analyticsの設定方法をご案内いたします。
ユニバーサルアナリティクスのサポート終了に伴い、本マニュアルは機能しない可能性があります。 こちらの手順に基づき、GA4への移行を行なってください。
計測設定
施設単位の管理画面から、[設定] → [ウィジェット設定]→[設定]の順に選択します。
「カスタマイズタグ」の項目に、Booking Widgetでの予約コンバージョンを計測したいGoogle AnalyticsのトラッキングID(UA-で始まる文字列)を入力し、保存ください。
Google Tag Managerではなく、Google AnalyticsのトラッキングIDをご設定下さい。
GA4の測定IDはこちらに記載いただいても動作いたしません。<head>タグ欄の中にGA4で発行されるグローバル サイトタグ(gtag.js)を追記してください。
詳しい情報は「Google Tag Managerタグのtripla管理画面への設定方法」をご確認ください。
計測
Booking Widgetの予約完了までの各ページは、上記で指定したGoogle Analyticsで「ページ」として計測可能です。
ステップ数 | Booking Widgetページ | Google Analyticsページ |
1ステップ目 | 部屋・プラン・検索結果ページ | /reservation-tripla/:tripla_hotel_id/search |
2ステップ目 | お客様情報入力ページ | /reservation-tripla/:tripla_hotel_id/guest-detail |
3ステップ目 | 決済情報入力ページ | /reservation-tripla/:tripla_hotel_id/payment |
4ステップ目 | 予約完了ページ | /reservation-tripla/:tripla_hotel_id/confirmation |
なお、1ステップ目の”search”では、Google Analyticsの「ページ」に検索条件を示す以下のURLパラメータも付与されています。検索条件を分析することで、ゲストのニーズを探ることができます。
uri=https://concierge.tripla.ai&checkin=2019/08/22&checkout=2019/08/23&adults=4&children=0&rooms=2&ages=
パラメータ名 | パラメータの表す内容 | 例 |
uri | 検索が呼び出されたページURL | https://tripla.jp |
checkin | チェックイン日の検索条件 | 2019/08/22 |
checkout | チェックアウト日の検索条件 | 2019/08/23 |
adults | 大人人数(合計)の検索条件 | 4 |
children | 子供人数(合計)の検索条件 | 2 |
rooms | 部屋数の検索条件 | 2 |
ages | 子供の年齢 | [12,7] |
目標として設定
Google Analyticsで、以下の「目標」設定を行うことで、各ステップごとのコンバージョン・離脱をファネルとして視覚化することができます。
1.[管理]→[ビュー]→[目標]→[新しい目標]を選択
2.[目標設定]→[カスタム]を選択 →[続行]をクリック
3.[目標の説明]で「名前」に適当な名前を入力・[タイプ]は「到達ページ」を選択し、「続行」を選択します。
4.[目標の詳細]で「到達ページ」で「正規表現」を選択し、/reservation-tripla/[hotel_id]/confirmation
を入力
(※[hotel_id] は施設様のIDでございます。 例:管理画面のURLが https://cm.tripla.ai/facilities/89/ の場合、[hotel_id] は89ですので、/reservation-tripla/89/confirmationとなります。)
5.[4]に引き続き「目標の詳細」で「目標到達プロセス」を「オン」にし、以下の通り各ステップを入力。ステップ1の「必須」を「はい」に変更、「保存」をクリックし、設定を完了させる。
ステップ数 | 名前 | |
ステップ1 | 検索結果ページを表す ステップ名を適当に設定 (例:検索結果) | /reservation-tripla/[0-9].*/search |
ステップ2 | お客様情報入力ページを表す ステップ名を適当に設定 (例:お客様情報) | /reservation-tripla/[0-9].*/guest-detail |
ステップ3 | お支払い情報入力ページを表す ステップ名を適当に設定 (例:お支払い情報) | /reservation-tripla/[0-9].*/payment |
6.[コンバージョン]→[目標]から設定した目標を分析可能です。
データレイヤー機能
1.データレイヤー(Data Layer)とは?
Google Tag Manager (通称GTM) に任意の情報を追加し Google Analytics (通称GA) に情報を送ることで今まで計測できていなかった情報を計測することが出来る機能です。
例:
・検索結果ページにどのプランが表示されたか
・ユーザーはどこを経由してホテルサイトに訪れたのか
・部屋、プラン検索どちらの経由で予約したのか
2.活用シーン
今まで計測出来ていなかった情報を管理する事で新しい発見、機能改善、魅力的なプラン作成などに活用できます。
例:
・予約が頻繁に行われるプランの共通点は何なのか
・特定のホテルにおいて一番売れる価格帯は何なのか
・一番予約に繋がるプロモーションは何なのか
・宿泊何日前の予約キャンセルが多いのか
・ユーザーが離脱するポイントはどこが一番多いのか
3.分析サンプル
取得した情報を活用することでファネルレポートや各種ページにおける離脱率の共通点など、より詳細な分析が可能になります。
例:同業種のホテルと比較して明らかにサーチ結果からの離脱率が高い場合はプランの見直しや写真画像の改善などの提案が可能になります。
機能の対象
ホテルマーケティングマネージャーや開発者様を想定してます。
使いこなすには前提知識として基礎的なWeb開発、Webマーケティングの知識を必要とする機能です。
既にGTMやGAを使っている場合、ホテルブッキング内でのユーザー行動の分析などに役立てることが可能です。
設定方法 ( tripla管理画面 )
データレイヤー機能を使用するには・・・ <head>tagと<body>tag内に、GTM等のタグを記載するとボタンが表示されます。デフォルトは非表示となっています。
① 施設単位の管理画面 [設定]→[ウィジェット設定]→[設定]の順にクリック
② カスタマイズタグ <head> tag
と <body> tag
を入力
③Data Layer設定 表示された 「Data Layer設定」ボタンをクリック
④データレイヤーの詳細設定
1.「検索結果」「顧客情報登録」「決済情報登録」「予約確定」「予約アップデート」「予約キャンセル」からデータレイヤーを送りたいブッキングウィジェットの該当ページを選択する。
2.キー名を入力し、静的/動的からいずれかを選択のうえ、バリューを入力/選択する(または削除する)
3.tripla管理画面で設定を保存後、すぐに該当する自社ホームページでデータレイヤーが送られていることが確認出来ます。
※現在取得できるデータの情報は こちら からご確認いただけます。
Google Tag Managerタグのtripla管理画面への設定方法
施設管理画面から[設定]→[ウィジェット設定]を選択します
画面上部のバーから設定を選択します。
<head>タグと<body>タグにそれぞれGootle Tag Managerの管理画面にあるHP差し込み用タグを埋め込みます。
Google Tag Managerでの広告などのコンバージョンタグの設置方法
タグマネージャーの[ワークスペース]→[タグ]を選択します。
タグの種類の設定は「カスタムHTML」を選択します。
自由にCVタグの設置を行ってください。
同じページに複数のタグを設置している場合は「document.write をサポートする」にチェックをしてください。
スクロールをするとトリガーの設定画面が表示されます。
下の通り設定を行ってください。
トリガーのタイプ : 履歴の変更
このトリガーの発生場所 : 一部の履歴の変更
1行目:「Page Path」「等しい」「/」
2行目:「New History Fragment(組み込み変数を選択にあります)」「先頭が一致」「/reservation/confirmation/」
こちらで一旦保存し、次に新しいタグでコンバージョンリンカーの設置を行います。
タグの種類:「コンバージョンリンカー」
トリガー:「All Pages」
を選択し、保存をしてください。
設定したタグを公開して完了です。
なお、Google Tag Managerの設定についてはtriplaではサポートを行っておりませんため、Googleのヘルプにてご確認をお願いいたします。
最終更新